1歳半検診で引っかかる!言葉の遅れを指摘された子供についてのお話です。
子供が産まれてから、順調に成長していくことは心の底から嬉しいことですよね。
しかし、順調に育っていないところも・・・。
それは言葉。
うちは1歳半検診で、言葉の理解度や、言葉が出るかといったチェックに引っかかってしまいました。
それからは児童館や支援センターへ遊びに出かけると、他の子供と自分の子供の成長を比べてしまうことが多々ありました。
もちろん、成長には個人差があることは理解していましたが、やはり気になってしまうものですよね・・・。
今回は1歳半検診での子供の行動や、その後の成長についてまとめました。
1歳半検診で引っかかる!言葉の遅れを指摘される
小学校に入学するまでは、役所や病院などの検診で子供の成長を確かめていきます。
1カ月前まで小さかったのに急に大きくなるなど、体格や知能の成長も変わってきます。
息子はなかなか言葉が出てこないのが気になっていましたが、男の子はしゃべるのが遅いと聞いていたので、あまり気にせずに過ごしていました。
そして1歳半検診を受けます。
身長や体重を測ったり、歯のチェックをする程度だろうと思っていました。
しかし、それ以外にもチェックがありました。
それは言葉の理解や発することができるかのチェックです。
1歳半健診で確認された検査の内容は?
1歳半検診では、身長や体重を測ったり、歯のチェックのほかに、積み木や指差しのチェックが行われました。
積み木を積むことができるか
机の上に5,6個の積み木があり、保健師さんが「これを上に載せられるかな?」と聞きながら、手本を見せていました。
その後、子供の前に積み木を置きます。
うちの子はブロックが好きだったので、無言で上に乗せ始めます。
そして私の方をちらっと見て「終わったよ?」と無言で目線を送ってきました。
指差しができるか
保健師さんがたくさんの写真やイラストがある絵本や、イラストの描かれたシートを子供に見せます。
そして
「椅子はどれ?」
「ブーブーはどれかな?」
と子供に質問します。
そして子供は指さしできるか確認するのですが、知らない人に対して警戒している様子で微動だにしません。
人見知りの時期は過ぎたと思っていたのですが・・・。
うちの子は電車が好きだったので、「ガタンゴトンはどれ?」と私からも聞いてみたのですが、やはり無反応。
そこで「ガタンゴトンはこれだよねー」と指さししてみたのですが、もはや保健師さんの前取り繕っているような微妙な空気が漂っていました。
そういえばお散歩中に犬や猫に反応してるなーと思い、「ニャーニャーがいるのね!どれかな?」と聞いてみましたが、何をすればいいのか理解しきれていない様子。
人見知りモードに入っていたのかもしれませんが、事前に聞かれたら指でさすという行動を教えていなかったのも、原因のひとつかもしれません。
実は絵本があまり好きでなかった息子。
積極的に読んでいなかったのが問題あったのかも・・・。
1歳半でしゃべれる言葉ってどれくらい?
成長で気になるもののひとつに「言葉」があります。
1歳半で話せる言葉で多いのは
・まま
・ぱぱ
・わんわん
・まんま
といった言葉です。
しかし、この時期は個人差も大きく、たくさんの単語を話す子供もいれば、全く話さない子供もいるそう。
うちの子は言えてない!と心配になり過ぎない方がいいです。
子供たちは、頭の中にママやパパが教えてくれる言葉を、ちょっとずつ貯めています。
その言葉が、あるときたくさん溢れてきます。
保育園や幼稚園に通い出すと「その言葉、どこで覚えてきたのー!」と思うような言葉を言ったりする、ということをよく聞きますね。
それも友達や先生の会話から、刺激を受けて覚えていっている証拠です。
うちの息子は1歳半健診の時点で、ママ、まんまなど、2~3個くらいでした。
しかも親が言ったらときどき真似してしゃべってくれるレベル。
こんなんで大丈夫?と心配になりましたが、このとき保健師さんに言われたのは「指差し」ができるかどうかが大切とのことでした。
1歳半は指差しができていれば問題ない?
「指差し」とは、大人の言った単語を意味するものを指で差すことです。
たとえば、興味のあるものや、欲しいものをとってほしいときに指や手全体で表現します。
私の息子は家では、指差しをして意思表示していたので、欲しいものがあったりするときは、だいたい阿吽の呼吸で、「あぁ、これが欲しいのね」と渡したりしていました(汗)。
今振り返れば、「〇〇が欲しいの?」ときちんと言葉にして言葉を発するように誘導していなかったのが言葉の遅れにつながっていたのかもしれません。
1歳半を過ぎて言葉が出ないときの注意
うちの子供が1歳半のときに言葉を発しなかったのは、元々のんびりとした性格だからかもしれません。
しかしここで注意しておきたいのは、「男の子だから遅いのよ」「そのうち出てくるよ!」といった、他人の言葉に頼りすぎないこと。
2歳半前後でも言葉が増えない、話せない場合は、保健センターや医療機関に相談に行くと良いかもしれません。
次のような点が見受けられたときに相談してみたほうがいいでしょう。
・親が「○○ちゃん(○○くん)」と子供の名前を呼んだときに振り返らない
・ママやパパという言葉が出てこない
・人と関わるのを嫌がる or 関わりをとろうとしない
相手はたくさんのお子さんを見てきているプロですから、言葉が出てこない理由が見えてくるはずです。
2歳になってから言葉の発達はどうなった?
1歳半検診の結果を受け、もやもや感を残したわけですが、その後は絵本や、散歩で物や動物の名前を言ったり、話しかけるように意識しました。
それでも2歳になるまではほとんど言葉を発しませんでしたし、指差しするように誘導しても嫌がられました。
絵本を開いてもすぐに閉じられることが多かったです。
しかし2歳になって保育園に通い始めて、お友達や先生と接する機会が増えてから、急に言葉の成長を感じ始めます。
2歳2か月過ぎる頃から、人見知りも減り、おしゃべりもできるようになってきました。
また電車が大好きなので、散歩中に電車を見かけると「みて!でんしゃ!」と興奮して指差しするほどです。
2歳半を過ぎる頃にはお歌も歌うようになりました。
これは1歳半のときの心配は何だったのか?と思うほど、おしゃべりになったように感じます。
1歳半検診で引っかかる!言葉の遅れを指摘された子供:まとめ
成長過程で何かに気づけるのは、毎日一緒にいるママやパパだけです。
自分の目で気になったことがあれば、すぐにでも行動を起こしてくださいね。
絵本「いっさいはん」は、1歳半児あるあるの内容で、1歳半の子供がどんな行動をとるのかを、ユーモアたっぷりに描かれています。
クスっと笑ってしまうシーンもあり、当時これを読んで心を和んだ記憶があります。
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