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「すくすく子育て」スマホ育児の子どもへの影響やコントロール方法。2018年1月13日

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「すくすく子育て」の「大丈夫!?スマホ育児」でスマホ育児の子どもへの影響やコントロール方法について紹介されました。
2018年1月13日放送、出演者は、アンガールズ山根良顕、優木まおみです。

目次

「すくすく子育て」で紹介された、スマホ育児についての意見

料理、掃除などの家事や、外の移動中などでぐずったりしたときに、子どもにスマホを見せると泣き止む、そんな経験ありませんか。
どれくらい見せていいのかな?という不安があると思います。

今回のスマホ育児に答えていただいたのは、2人の専門家。
・大日向雅美さん(恵泉女学園大学学長 発達心理学)
・・・ママの心理と、育児支援研究の第一人者
・七海陽さん(相模女子大学准教授 児童文化学 こどもメディア論)
・・・子どもとメディアとの関係について、育児や教育の分野から研究を続けている。

<大日向さん>
スマホは最近出た新しい道具。上手に使ったら良いと思う。
「スマホの使い方を考えることは、しつけを考えること」につながる。

<七海さん>
「子どもの発達段階に合わせて、大人が上手にコントロール」していくことが大事。

「すくすく子育て」困ったときのスマホ頼み

今回登場したのは8ヶ月の男の子。
こんな時にスマホに頼ってしまいます。

車の移動
生後3ヶ月頃から、車のチャイルドシートに乗せると激しく泣くようになりました。
困ったママが知人を通じて知ったのが、泣き止ませ効果があるという動画。
動画を見せると、今まで泣き止まなかった男の子がピタリと泣き止みます。
車での外出にスマホが欠かせません。

おむつ交換や着替え
また、おむつ交換や着替えのときもスマホが欠かせません。
おむつ交換中も寝返りなど盛んに動き回り、うまくいきません。
ライトにスマホをくくりつけ、動画を見せて集中している間に交換します。

ママの質問

子育てに便利なスマホ。このまま使い続けて大丈夫?
スマホ育児はよくないと、雑誌や色々なところで聞いたりしているので、このままスマホを使い続けていいのか、悩んでいる様子のママ。

アンケートでも、静かにさせるためにスマホを見せるという親が多い結果に。

<大日向さん>
本当に困ったときに、短時間使うのは問題ないと思う。
一方で、おむつ交換や着替えなどは、「うんち出てよかったね」「気持ちよくなったね」など、コミュニケーションを取るチャンスでもある。
赤ちゃんがママに身体を触ってもらってときは、ママの声や表情が一番読み取りやすいとき。
そのときにスマホを見せ続けると、もったいないかもとのこと。

確かに、うちでもおむつ交換をしているときはこちらの様子をじっと伺っているときがあります。
特にうんちのとき(笑)。

<七海さん>
スマホ育児の影響については、まだ科学的定説がない。
しかし、長時間の使用は、睡眠、運動、会話など、発達に影響を及ぼすおそれがある。

ママやパパとのコミュニケーションの時間も減ってしまいますね。

「すくすく子育て」スマホの動画に夢中!

今回登場したのは、2歳4ヶ月の男の子。
スマホの動画に夢中でママが困っています。
6ヶ月頃から、スマホで動画を見始め、1歳頃には自分からスマホの動画を見たがるように。

大好きなのは電車の動画。
なかでも踏切の「カンカン」がお気に入り。

寝る前や歯磨きのときもおねだり。

パパが5分と約束させ、5分たったよーと言うと、見るのを辞める。
しかし、この「5分」が1日に何回もあるそう。

例えば、車に乗るときも動画を見たいとおねだりする。

ママの質問

1日に何度も動画を見たがる。見せる時間を減らしたい!

使いこなせるようになってる子からスマホを取り上げるのは大変。

<七海さん>
この時期はイヤイヤ期で自己主張が強くなり、見たがっている可能性もある。
他のものに意識を向けさせて、成長すれば興味がうつることも。

<優木>
自分の子どもは1歳半から2歳くらいまで、動画を見続けてしまっていたが、3歳頃から、スマホを見るのは特別な時間のときだけ。
特別なときだけ見るあなたはカッコイイ!という風に言うと、スマホを見なくなったそう。
かっこいいや、素敵など、自尊心をくすぐるような言葉をかけてあげるのも良いみたいです。

<大日向さん>
「5分だよ」という言葉をきちんと守っている。
ここからもう一歩。
まだ「5分」という意味はわかっていないと思うので、自分で調整できるように時計の針を示しながら、時間間隔を身につけさせること。
そのためには、5分は少し短いかもしれない。

カートゥーン(cartoon)という子供向けアニメーションは10分くらいのものがある。
10分程度は見せてあげて、自分で時間をコントロールさせる。
お約束を守れるようになっているから、自分で行動できるように導いてあげると良い。
その後、1日に何回も見せないようにする。

1日に1~2回だけ、と見せる回数を守り、他の遊びに誘いったり、自尊心を上手に育んであげる。
7割くらいの子どもが優木さんの子どものように、自尊心に伴った行動をすると思う。
時間の流れに合わせて、自分の行動をコントロールすることが成長につながる。

<山根>
子どもに注意しておきながら、大人はずっとスマホをいじったりしてしまう。
スタジオのママやパパも、家事や仕事の休憩の合間に使ってしまい、1日のトータルでは1時間以上使ってしまっていると思うという意見が多い。

<大日向さん>
親自身が「スマホ中毒」になっているかも。
断捨離が流行っているが、スマホも同じ。
スマホはダラダラ使わずに、ときには使わない時間も作る。
そして自分で自分を褒めてあげて。

「すくすく子育て」子どもの視力への影響

スマホ育児に関するお悩み・疑問で募集した結果、一番多かったのは、子どもの視力への影響でした。

そこで、小児眼科医の仁科幸子さん(国立成育医療研究センター)に伺いました。

スマホの特徴は、近距離で小さな画面を見続けるので目への刺激が単一になりがち。

乳幼児期は、まだ視力ができあがっていない。

遠くや近くにピントを合わせる力
眼を動かす力
両眼で立体的に奥行きをとらえる力

など、目の機能が伸びる大事な時期。

感受性が高いこの時期に、スマホの単一な刺激だけを与え続けるのはもったいない。

目の発達のためには、身体を使った外遊びが大切。

子どもがスマホをどのように見ているのかを観察し、一時的な使用に限った方がよいとの意見でした。

スマホを見せるときに注意するポイント
・長時間見せない。
・きちんとお座りした姿勢で、画面から離して正面から見せるようにする。
寝そべりながら見たりすると、物の位置など正しい情報が目に入ってこなくなる。
・電車、バス、ベビーカーなど、振動のある場所で見せない。
視力の発達によくない。

特に注意したいのは、子どもがスマホを見ている時の様子。
極端に顔を近づけたり、顔を傾けて見ていると、目の病気が隠れている可能性もある。
気になるときは眼科医で目のチェックを。

「すくすく子育て」子どもとスマホのいい関係は?

今回登場したのは、7ヶ月の女の子。
平日、ママと2人で過ごしているときは、できるだけスマホを使わず、体を使った遊びをするように心がけている。
一方、休日はパパが面倒を見てくれるが、スマホを使って遊んでいる。
評判のよい子供向けのアプリを選び抜き、一緒に遊んでいる。

おもちゃだけだとあまり量がないのでマンネリ化する。
スマホのアプリだと色々あるのでいい刺激になるかな、というパパの意見。
ママは、スマホのアプリで一緒に遊ぶのは育児としてどうか、というママの意見。

ママの質問

スマホのアプリで一緒に遊ぶパパ。スマホで遊ばせ続けて大丈夫?

どのようなアプリかというと、触ったら音がなったり、触ると動物が移動するなどのアプリ。

<大日向さん>
ママとパパでバランスを取って遊んでいるのが良い。
また、パパが自分の得意分野で子どもに関わっている。
工作が得意なパパ、運動が得意なパパと、それぞれの得意分野を活かして関われると良い。
ただラクをしたいから、という理由でスマホをいじらせているわけではないので良いと思う。

もう少し大きくなると、色々やりとりができるようになる。
そこでアプリの内容について、子どもとコミュニケーションをとってほしい。

<七海さん>
パパと子どもが楽しんで遊んでいる様子が良い。
子どもが楽しいな、面白いなという気持ちを共有してあげる。
子どもがアプリの何を楽しんでいるかなどを、ママとパパで情報共有すると良い。

アンケートでは、次のような意見がありました。
・パパに子どもを見てるように頼むと、抱っこしてスマホで音楽を聴かせてるだけ。
・夜の寝かしつけや、休日の日中など、パパに任せると何時間もスマホを見せているだけ。

スタジオ内の意見では、スマホを見せている間に他のことをやっていたり、テレビを見せっぱなしにすることもあるそう。

<七海さん>
必ず一緒に遊び、面白さを共有し、子どもの気持ちに応えてあげてほしい。

<大日向さん>
昔はママがパパに子どもを見ていてと頼むと、わかったと言って、ずーっと見ているだけというパパも結構いた。
そこにスマホが加わっただけじゃない、という話もある。
パパは自分の子どもだということを意識して、義務ではなく責任感を持って関わってほしい。
また、ママも成果をあまり求めないでうまくやっていってほしい。

「すくすく子育て」将来、積極的にスマホを使わせたい

今回登場したのは、8ヶ月の男の子。
遠くに住んでいるおじいちゃんとおばあちゃんに、スマホでビデオ通話でお話する。
撮影した写真をママ、パパと眺める。

ママの質問

将来は積極的にスマホを使わせたい!どんなコンテンツなら大丈夫?

今は、動画やアプリは今は全く見せていないが、そのうちスマホに興味を持つようになると思うので、そういったときに無理やり取り上げると尚更気になっちゃうと思う。

<七海さん>
親が見て違和感のないものを厳選すると良いでしょう。
おうちの方へ、保護者の方へといった注意書きが入っていると、子どもの発達に配慮されているアプリだと思うので、1つの目安だと思う。
注意した方がよいのは、スピードが速い・点滅が激しい、色使いが奇抜なものは避ける。
昔ポケモンでフラッシュの問題ありましたね。

最近、広告が消せない動画や、スキップできない動画やアプリが多いが、そういったものは子ども向けのコンテンツには適さない。

<大日向さん>
おじいちゃんやおばあちゃんと会話するためなど、スマホで双方向のコミュニケーションに使うのは良いこと。
情報の元である出典がしっかり調べることが大事。

これは見て良いものか、安心なものかなど、信じて良い情報かどうかを確かめながら、メディアリテラシーの力を育んでほしい。

ネットの声


スマホの電磁波は怖いですよね・・・。
iPhoneも注意書きがあるくらいです。

「iPhoneを持ち運ぶときは、曝露レベルが検査時レベル以下になるように、人体から5mm以上離してください。」
引用元:https://www.apple.com/legal/rfexposure/iphone4,1/ja/

子どもは大人より吸収しやすいとも聞きますし、なるべくスマホから離して見せた方が良いですね。

子どものスマホの使用は最低限にして、なるべく一緒に遊ぶ時間を取るのが大事ですね。

すくすく子育て:スマホ育児についてのまとめ

<七海さん>
子どもに適していないコンテンツを見れないように、制限する機能「フィルタリング」を必ず使うようにしましょう。

<大日向さん>
スマホは新しく登場した子育てのツール。
それをどのように上手に使うか、夫婦や家族で話し合ってほしい。
子どもがどのような人間に育ってほしいのか、そのために、自分たち夫婦はどのような生活をしたらよいかなど、『哲学」を持って家族で対話をしてほしい。

<山根>
スマホに任せて子どもがそちらに気をとられていたら、そのうち相手してくれなさそう。
年齢があがってくれると興味持ってくれない場合もあるから、小さいときにはスマホに負けないように積極的に関わっていきたい

<優木>
大人がきちんとコントロールして、メディアやスマホのいい付き合い方の基準を作って探っていきたい。

まとめ

うちの子は乳幼児ですが、家事に追われて遊び相手になれないときは、スマホは与えずにおもちゃを周りに置いています。
それが気にくわないようで相手してー!と泣きますが、そこは我慢。
とりあえず親が近くにいれば安心するようで、諦めて1人遊びしています。

大きくなったらスマホに触るようになると思いますが、今はなるべく抱っこしたり一緒に遊んだりしてスキンシップを取るように心がけたいです。

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