「教えてもらう前と後」が2019年1月9日に放送されました。
今回の先生役は、村上世彰。
お金に困らない子供の育て方について紹介されました。
「教えてもらう前と後」お金に困らない子供の育て方
村上世彰(むらかみよしあき)は、「ものを言う株主」として脚光を集めた投資家の方です。
近年はあまり見かけないと思っていましたが、子どもたちにお金についての授業を行っているのだとか。
教えている内容はお金やモノ、サービスや株式投資のノウハウなど。
子供のときにお金の授業をしてもらう機会は少ないと思います。
大人になってから必死に勉強するより、小さいうちにお金の大事さを学んでほしいと思いますね。
今回のお金の特別授業は、10代の子供と30代~50代の親が対象。
お金に困らない子供に育てる極意をレクチャーしました。
アメリカのお金の管理について教育は
・リスクマネジメントと保険
・金融責任
・収入とキャリア
・貯蓄と投資
・クレジットと負債
など、日本ではほとんど教えられていない内容が教えられています。
「お金に困らない子供の育て方」その1:今すぐ住宅ローン子供に伝えよ!
一番大きなローンは、住宅ローン。
・地震や土地の過疎化による、土地価格の暴落
・親が病気してローンが返せなくなった
といった場合はどうすればよいかと、悩みはつきないものです・・・。
子供にお金の話をする場合
・どれくらいのお金があるのか
・どれくらい借金があるのか
を教えると良いそう。
賃貸の場合は、月の給料と今住んでいる家の家賃を伝える。
これを子供のうちから話しておくことで、「より現実的な金銭感覚」が身につくのだそう。
「お金に困らない子供の育て方」その2:お金に強くなるには値札を見よ!
・モノの値段はいくらなのか?
・どうしてこんな値段になっているのか?
といったことを知ることが大切。
どうしてそうなるか?を常に疑問に思ったり、考えたりすることがお金に強くなる秘訣です。
たとえば
・さんまを買いたいけどなんでこんなに高い?
→今年は不漁だったから?、それとも環境の変化?
などを考えることが重要。
値段が高い安いだけでなく、なぜその値段がついているのか?
値段の理由を考えることがお金に強くなることにつながります。
そのためには、ニュースや新聞、会話などから学んで社会情勢を読み取り、お金に強くなていくことが大切。
「お金に困らない子供の育て方」その3:外食したら必ずお代を当てあう
外食に出かけた際に、子供に外食代を予想してもらう、値段当てゲームを行います。
「みんなで食べた料理がトータルでいくらになった?」と聞き、値段を予想してもらいます。
この値段当てゲームをすることにより、だんだんと数字に強くなってきます。
雰囲気が良く高い店は、なぜ高いのか?や、この雰囲気やサービスにはどれくらいのお金がかかるのか?
それを真剣に考えてもらうことによって、そのときのシーンに合わせて【費用対効果】のある店に行きたがるようになるんだそう。
今あるお金はいくらあるから、予算はどれくらいでいけるかなどを考えられるようになりますね。
持ち家と賃貸どちらが良い?
東京に住むならなら賃貸より持ち家が良いそう。
逆に郊外は賃貸の方がよいかもとのこと。
・今払うお金と、将来家を現金化した場合にどちらが得かを考えて計算する。
・自分の物だからという、幸せな気持ちになれる(精神的な問題)
賃貸の費用と、将来家が売れるお金を比較して、どちらが得かと考えると良いです(ただし、これはエリアによります)。
住宅ローンの繰り上げ返済はするべきか?
現在、買いたいモノや使いたいサービスがある場合は返済しない方が良いです。
なぜなら、現在の住宅ローンは金利が低いため。
お金を使いたい理由が他にあるのであれば、住宅ローンは繰り上げ返済せずに、そのお金を回すと良いそう。
うちも住宅ローンを組んでいて急いで返さなくては・・・!、と思っていましたが、これを聞いて少し他の部分にお金を回そうと思いました。
なぜ日本でお金儲けの話はタブーなのか?
よく知人や友人に「お金を稼ぎたい」と話すと、「お金に汚い人」と思われるのでは・・・と思って話しにくいことがありますよね。
これは、「日本の文化」が原因なのではないかという話です。
日本は昔、【士農工商(しのうこうしょう)】の階級をつけられました。
それにより、武士が一番偉く、商人は最低(武士>農民>職人>商人)の階級とランク付けれたのが原因では?という見解です。
武士は、お金儲けの話はしてはいけないという感覚があったため、「お金儲けは良いことではない」というイメージがつき、今の日本に至るのではないかというお話でした。
村上世彰の投資家デビューはいつ?
村上世彰の投資家デビューは、なんと小学3年生の時で、父親から100万円を渡されました。
これを大学までのお小遣いとして渡されました。
この渡されたお金をどうしようと考え、株式投資を始めました。
企業の株を売り買いして
・業績に応じた配当金
・売却益などを受け取る方法
で利益を増やしていったそうです。
父親が美味しいといって飲んでいたビール会社の株を購入。
また、新聞で毎日の株価の変動をチェックしたりします。
高校時代には、オイルショックの影響で金の価格が上がっていたことに着目。
そして金の鉱山を持つ会社の株を購入しました。
そして大学を卒業するまでに、どんどん投資をして、約1億円の資産を作ったそう。
子供の頃から実践的な感覚を身につけることが大切という話でした。
子供に100万を渡すまでに、色々とお金の教育はされていたのではないか?と思います。
お金との正しい向き合い方
お金に利用されず、お金をうまく利用するという感覚が非常に大切。
お金は道具として使うためにあり、貯金するのもいいが、貯め込んむのはよくないそう。
消費た投資などをすることにより、いろんな形で循環していくことを理解しながら、今どのくらい貯めるべきか?そして使うべきか?といったことを考えながら使っていくことが大切です。
教えてもらう前と後【お金に困らない子供の育て方】のまとめ
村上さんをテレビで見るのは懐かしいと思いましたが、だいぶ外見が変わっていてパッと見わかりませんでした・・・(汗)。
子供にお金に苦労をさせないように、今のうちに親が勉強し、子供に投資できるようにしていきたいですね。
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