1人目育児が落ち着きはじめた頃、2人目を考えるパパやママはいるかと思います。
家族が増えるということは、とても喜ばしいことですよね。
しかし喜びの反面、二人目育児に不安を募らせるママも多いのではないでしょうか。
今回はそんな不安を抱えている方に、二人目育児を乗り切るコツについて、ご紹介します。
上の子の赤ちゃん返りの対処方法
ママのお腹が膨らみ始め、もう少しで赤ちゃんに会える喜びや、お兄ちゃん、お姉ちゃんになるという張り切っている上の子。
いざ赤ちゃんを目の当たりにすると、上の子はどのような気持ちになるのか、パパやママは考えたことはありますか?
もちろん、赤ちゃんに手がかかるのは当然ですが、上の子はきっと「大好きなママを取られた・・・」という感情を抱くことでしょう。
・今まで以上にママにべったり
・今まで出来ていたことを「出来ない!」と言って甘える
といったことで、ママの気をひこうとしたりします。
まだまだ小さい上の子も、もっと自分に目を向けて欲しいと思うのが本音ですよね。
お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだからと言って後回しにしてしまうことは避けましょう。
出産前にたっぷりと上の子との時間を取り、愛情を注いでおくことが重要です。
ママが出産で入院している間は、パパやまわりの方々のサポートをうまく使い、上の子のメンタルケアを行っておくと、赤ちゃんが自宅に帰ってきたときもスムーズに受け入れやすくなります。
赤ちゃん返りは一時的なものですが、そのときはとにかく大変です。
しかしイライラして上の子のメンタルケアを怠ってしまうと、なかなか赤ちゃん返りが治らなかったりするケースもありますので、とても重要です。
二人目の育児では上の子の寝かしつけが重要
核家族の場合、頼りになるのはやはりパパですよね。
しかしそんなパパも家族のために、仕事が遅くなることも珍しいことではありません。
いくらパパが頼りになるからと言って、大人の時間に合わせてしまっては、子供の成長や生活リズムにいいはずがありません。
すると、どうしてもママが寝かしつけを頑張らなくてはいけない、といった場面が多々あります。
子供たちが要領よく寝てくれれば、万々歳なのですが、一人目育児のときと同様(それ以上?)過酷な寝かしつけ作業が待っています・・・。
なんとかすんなりと寝てもらえるように、対処方法をまとめました。
お昼寝や夜寝るときの寝かしつけの順番は?
子供は眠くなると、グズってしまうのもよくあることです。
グズられると、核家族で頑張っているママの疲れも倍増ですよね。
ですので、お昼寝もしっかりとさせることがポイントとなります。
そこでお昼寝や就寝するときの寝かしつけする際は、まず上の子供から行うことがオススメ。
寝かしつけるとき、ママも横になってお子さんのお腹をトントンしませんか?
このとき、下の子から寝かしつけをすると、上の子に背を向けてしまいますよね。
上の子は年齢とともに、「ママが赤ちゃん(下の子)を寝かしつけをしようとしている」といった理解力が形成されつつあります。
しかし誰でも背を向けられると、いい気分ではありません。(まぁ大人になると、背を向けて寝たいときもあるかもしれませんが・・・。)
自分がもし「小さな子供だったら」と考えたとき、大好きな人に背を向けられたら淋しいとか、悲しい気持ちになったりしませんか?
なので上の子から寝かしつけをしましょう。
しかし下の子がグズってしまい、どうしようもない時もない場合は、下の子を授乳や抱っこして寝かしつけします。
その間、上の子はママの背中でぴったりとくっついて横になるなどして待っててもいらましょう。
大好きなママとぴったりくっついていれば、安心して眠れるかもしれません。
上の子に絵本の読み聞かせをする
上の子がある程度絵本を見る年であれば、下の子に授乳で寝かしつけをしつつ、上の子には絵本の読み聞かせをしてあげるのもいいですね。
絵本の読み聞かせは「親子のよいコミュニケーション」になるので、とてもよいと言われています。
大好きなママやパパの声で読んであげるのは、子供にとって最高なのです。
お気に入りの絵本や、図書館などで読んで欲しい絵本を子供に選ばせてあげるのもいいですね。
ただし、寝るときの絵本は1,2冊までといった約束を決めて、メリハリをつけましょう。
「これを読み終えたら寝る」と認識してもらうのも必要です。
>>>関連記事:1歳児のしつけに役立つ絵本5選!挨拶や歯磨き、トイレなどを学ぶ絵本はどれ?
お昼寝の前に散歩をする
気候がよい春や、秋などは下の子供をベビーカーに乗せ、上の子供とお散歩するのがオススメです。
下の子はママの抱っこやベビーカーのなかで心地良くなり寝始めます。
上の子もいっぱい散歩して遊んだら、ぐっすり昼寝することができるでしょう。
ママの理想像?完璧を求めてはいけない
育児も家事も完璧にこなすことなんて考えないようにしましょう。
1人目で育児日記をつけているママは、2人目でも同じ事をしてあげたいと思い頑張り過ぎてしまうことがあります。
ママ自身の時間を取ることも難しいのに、子供を思う気持ちが先行してやらなきゃと思っていませんか。
日記をつけることはとても素晴らしことですし、将来子供が読み返した時に宝物になることは間違いありません。
しかしママの負担になってしまっては、まったく意味がありません。
育児アプリを使って効率化する
現代はスマートフォンが普及している現代です。
育児日記アプリもたくさん用意されているので、上手に活用しちゃいましょう。
育児日記アプリのメリットは、何といっても時間がかからずにラクなことです。
アプリによっては、まとめた日記を読み返せるように紙にプリントできるものもあります。
日記以外にも文章を打たずにスタンプで内容を表したりもできるので、授乳しながらもサッと行えますよ。
また写真も合わせて保存できるアプリがあるので、ご家族皆で子供の成長を見守ることができます。
何種類か使ってみて、ママにとって一番使いやすいアプリを見つけてみてはいかがでしょうか。
家族や子供の食事
離乳食に関しても、手作りを食べさせたいと思うのが親心ですね。
しかし
・上の子の食事
・下の子の離乳食
・パパの食事
・ご家庭によっては、3世帯家庭の場合はおじいちゃん、おばあちゃんの食事)
の用意をするのは想像以上に手間がかかり、ストレスさえ感じてしまうのではないでしょうか。
たまにはレトルトの離乳食を使ったり、お惣菜を買ってきて食事を済ませてしまうことがあってもいいのです。
ちなみに我が家の離乳食は、1週間作り置きで冷凍していることがほとんどでした。
>>>関連記事:離乳食の本おすすめ!パターン別で紹介
ラクをできるところは手を抜いて、そのぶん子供に愛情を注ぐことの方が大切なのではないでしょうか。
ママが疲れ切ってしまっては、家庭から笑顔が減ってしまうことでしょう。
ママはいつも太陽のような存在なのです。
パパに休日があるように、ママにも休息の時間や、休日が必要なのです。
・パパ
・おじいちゃん or おばあちゃん
・自治体が運営しているファミリーサポート
を利用して、ママもリフレッシュするようにしましょう。
買い物するための外出が大変
スーパーに晩ごはんの食材を買いに、おむつがなくなりそうだから買いに・・・というとき、子供を連れて行くだけで体力が消耗する時期ってありますよね。
そんなときは少し割高にはなりますが、宅配サービスを利用するのもオススメです。
とにかく「ママの負担を減らす」工夫が大切です。
ちょっとした疲労が積み重なると、イライラに変わってきます。
なるべく手のかかりにくくなるまでは、このような宅配サービスを使った方がオススメですね。
最近の宅配サービスは、子持ち家庭の割引(送料割引など)もありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
>>>関連記事:Oisix(オイシックス)のお試しセットは送料無料!キットもついてたっぷり!
>>>関連記事:西松屋の通販でお得に送料無料になるサイトを調べてみた!
2人目の育児まとめ
年が離れた2人目育児と年子の2人目育児では、ママにかかる負担はまったく違います。
また姉妹や兄弟でも育児のやり方が全然違うように、育児には子供の数だけやり方があるということを理解しておきましょう。
「○○くん(ちゃん)はこんなことができるのに、うちの子はなぜかできない・・・」なんて考えないことです。
他人と比べない事はもちろんですが、兄弟(姉妹)間でも比べることは良くありません。
一人ひとりの個性として向き合い、育児をすることが望ましいです。
人間は余裕がなくなるとイライラしてしまいがちなので、そうなる前に休息を取るように心がけましょう。
すべてを完璧にこなすよりも、いつも家族が笑って過ごせることの方が、今後の人生においてのメリットが非常に大きいです。
子供の成長は本当にあっという間。「もっとこうしておけば良かった・・・」と後悔しないように、今は頑張り過ぎないことを心掛けて「今しかできない育児」を楽しみましょう。