赤ちゃんが鼻づまりで寝れない様子でいると、苦しいかな・・・と、心配になるママやパパは多いのではないでしょうか?
そんなとき、どんな対処をしてあげれば良いのでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんの鼻づまりの原因や解消法、寝られないときの対処についてまとめました。
赤ちゃんが鼻づまりする原因は?
赤ちゃんが鼻水でつまっていると苦しそう・・・。
大丈夫かな?っていうときありませんか?
赤ちゃんの鼻がつまる原因は、大人並みの鼻水などの分泌量であるにも関わらず、鼻が低く、穴も小さいからです。
赤ちゃんは基本的に「鼻呼吸」をしているため、苦しそうな呼吸になります。
フガフガしていると、風邪?と思ってしまうこともありますが、気温や湿度の調整をしようとしている場合もあるので、いちがいに風邪とは限りません。
秋冬の空気の乾燥や、汚れ、ミルクが残っているときも鼻づまりを起こしやすいです。
しかし、風邪のひきかけでウィルスから身を守るために鼻水が出ていることもあるので、赤ちゃんの様子や体調をよく観察して、風邪ひきかけていると判断したら病院にかかりましょう。
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない!解消法は?
赤ちゃんの鼻づまりでフガフガしているときや、鼻水がたれているとき、なんとか対処してあげたいですよね。
鼻水を吸い取る方法や、鼻水を吸い取るアイテムをまとめました。
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない:1.ママやパパの口で吸う
手元に鼻水吸引器がない場合、昔ながらの方法ですが、赤ちゃんの片方の鼻を、口で吸って鼻水を吸い出してあげます。
ただし、ここで両方の穴を同時に吸ってしまうと、赤ちゃんの耳に圧がかかってしまいます。
赤ちゃんの鼻も吸っていない方の鼻の穴を、指で抑えてから吸いましょう。
(鼻をかむとき、片方の穴を塞いでからかむのと同じ要領です。)
また、鼻水には風邪などでウイルスをもっている可能性もあります。
吸い出した鼻水はすぐに吐き出して、うがいをしてください。
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない:2.鼻水の吸引器を使う
直接吸うのはちょっと抵抗ある…というママやパパは、吸引器を使うことをお勧めします。
こちらは簡易型の鼻水吸引器。
うちではもともと簡易型のものを使っていたのですが、嫌がってすぐに逃げるので、鼻水を吸い取ってもらうためにわざわざ病院に行くこともしばしば・・・。
鼻水のためだけに病院に?と思うでしょうが、鼻水がですぎると、痰が絡みだします。
痰をうまく吐き出せない子供は、咳も出始めてて苦しくなるループに・・・。
それを考えると、ちょっと値段が高いですが、すぐに使える電動の鼻水吸引器があるとラクなのでは?と思い、買うことにしました。
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない:3.綿棒でとる
鼻の穴の入り口付近に、鼻水や鼻くそなどの汚れが溜まっている場合は、細いベビー綿棒を使うと良いでしょう。
通常サイズの綿棒だと、鼻の奥にまで汚れを押し込んでしまう可能性もあります。
通常サイズより細めのベビー綿棒を使うことをおすすめします。
ただし、鼻の奥まで掃除しようとすると、鼻の中の粘膜を傷つけてしまう恐れがあるのでやめておきましょう。
鼻水が固まっている場合は、蒸しタオルなどで鼻を温めてからの方が取りやすいです。
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない:4.こよりでとる
ティッシュを細長くねじったこよりで、赤ちゃんの鼻の入り口を刺激してみてください。
くしゃみをしたら奥に固まっていた鼻水の固まりがとれるかもしれません。
ただし、体温が上がっていたり、鼻水が水っぽい場合は取れにくいです。
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない:5.湿度を上げる
秋冬は乾燥しやすく、鼻がつまりやすくなります。
部屋の湿度を保つために加湿器をつけると良いでしょう。
大体50~60%程度の湿度を保つと良いと言われています。
また、室温も20~22度に保ちましょう。
加湿が必要な理由は、乾燥によるウイルスの増殖を予防するためです。
洗濯物や濡れタオルを室内干しにする、お湯をはった洗面器やバケツを部屋に置いておくと、湿度が高まります。
ただし、赤ちゃんが動き回る場合は、安全面を考慮すると加湿器の方が良いでしょう。
また、ホコリやハウスダストも鼻づまりの原因になります。
こまめに部屋の換気と掃除をしましょう。
布団クリーナーや、空気清浄機を使って赤ちゃんに快適な空間を作りましょう。
>>>関連記事:【加湿器】赤ちゃんや子供には必要アイテム!加湿器の選び方とオススメ4選
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない:6.鼻を温める
乾燥すると鼻の血のめぐりが悪くなり、つまりやすくなります。
蒸しタオルなどで、蒸気を吸わせて鼻を温めてあげると、鼻の血行を良くなり固まった鼻水を柔らかくなります。
蒸しタオルは鼻の穴を塞がないように気をつけてください。
風邪をひいているときは、お風呂にいれると悪化してしまう可能性があるので、シャワーか短時間のお風呂にしましょう。
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない:7.上半身を少し起こす
上半身を少しだけ起こすような角度でタオルを差し込んであげましょう。
鼻の通りが良くなり、呼吸がしやすくなります。仰向けで寝かせると鼻水のつまりにくくなります。
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない:8.縦抱っこをしてあげる
首が据わっている赤ちゃんに限りますが、縦だっこをおすすめします。
横になると苦しくて眠れなくても、縦抱きすると呼吸がラクになって眠れるようです。
赤ちゃんの鼻づまりで病院は行ける?
赤ちゃんの鼻づまりで、病院に行っても良いのか判断しづらいときがあります。
結論としては、「鼻づまりをとってほしい」というだけでも受け付けてくれます。
特に新生児は「ママから免疫力をもらっているから風邪をひかない」と言われますが、絶対に風邪をひかないという保証はありません。
次の場合は耳鼻科や小児科に行くことをオススメします。
・水が透明でない
鼻水が黄色や緑、茶色っぽい場合は、ウィルスに感染している可能性があります。
・38度以上の熱や、せきやくしゃみをしている
風邪を引いている可能性があります。
・鼻づまりの期間が長い
乳児の鼻水は耳に流れやすいため、長く続くと中耳炎になる可能性があります。
・いびきをかいている
鼻と喉の間のリンパが腫れている可能性があり、これをアデノイドといいます。
鼻水が出ていても、元気で機嫌が良い場合は、家で様子を見ても良いでしょう。
何日も鼻水が出ていて苦しそうな場合は、病院に行って医療用の吸引器で吸い取ってもらうことをオススメします。
赤ちゃんが鼻づまりで寝れない:まとめ
赤ちゃんの鼻づまりは、長引くと身体に負担がかかってくるので、吸引や保温などこまめなケアが必要です。
また、赤ちゃんの肌は敏感なので鼻水を拭いたあとは、鼻下に乳液や保湿クリームなどを塗ってケアしてあげてください。
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