赤ちゃんが物(もの)を握れるようになると、ママもパパも感動しちゃいますよね。
そんな喜びの矢先、次は物を投げたり、手から物を離して捨てたりするようになります。
それはおもちゃであったり、リモコンや離乳食のお皿だったり・・・。
たまたま投げた物がガラスにぶつかってしまったり、人に当たりそうになったりと、時にはヒヤッとする場面もあるかもしれません。
なぜ赤ちゃんは、物を投げてしまうのでしょうか。
その原因と対処の仕方をご紹介します。
赤ちゃんはなぜ物(もの)を投げる?:遊んでいる
物を投げられるというのは、赤ちゃんの手や腕だけでなく、背中、首、肩などさまざまな筋肉が発達している証拠です。
新しい動きができるようになったことによって、赤ちゃんも楽しくなり、繰り返し同じ動作を行うようになります。
新しい動作を反復することで、徐々にマスターしていくのです。
物を投げるということは
・投げた物体の重さ(プラスチックや木、布など)
・投げた時の動き
・落ちた時の音
・投げたらどうなるか
を少しずつ理解していく学習になります。
それらを徐々に記憶していくことで、赤ちゃんにとってこれからの大事な成長となっているのです。
解決方法
赤ちゃんは物を投げることにより、新しい動きを学習しているので、温かく見守りましょう。
そのうち他の動作を覚えるようになり、他のことに興味がうつり、投げることは減っていきます。
事前に明らかに重たい物や、怪我をしてしまう恐れのある物はあらかじめ片付けておきましょう。
また外出先で他の人にあてないように注意することは必要です。
そして危険な場合は、真剣に「投げちゃだめ」と短く注意しましょう。
だらだらと怒るのはよくありません。
赤ちゃんはなぜ物(もの)を投げる?:意思の表現
体の成長とともに、心も成長している赤ちゃん。
意思を言葉で表現できないかわりに、物を投げてこんな表現することもあります。
いきなり物を投げることがあるのでママは驚くかもしれませんが、赤ちゃんからのサインである場合もあるので、よく観察して、何を伝えたいのか理解するようにしましょう。
1.一人遊びに飽きてしまった
「ママ、一緒に遊ぼうよ!」と、物を投げて気を引く。
解決方法
「一緒に遊びたかったんだねー!じゃあ一緒に遊ぼう!」と言って、一緒に遊びましょう。
忙しい!というママでも、5分だけでも抱っこしたり遊んだりすると、子供が満足してくれることがあります。
2.お腹がいっぱい、食べたくない
離乳食を食べているときに「もう食べたくない!」とお皿やスプーンを投げて、満腹具合を表現。
解決方法
「お腹いっぱいになったんだね。じゃあごちそうさまにしようか!」と言って下げちゃいましょう。
厄介なのは、嫌いな食べ物を受け付けないときです。
うちでも食べたくないものは手づかみしてぽいっと投げることが多々ありました。
投げられないように、お皿を遠ざけたり、好物の食べ物に混ぜたりしてうやむやにして食べさせたりしました。
3.気に入らないことがある
欲しいものが手に届かないときに
・「あれが欲しい!」と伝えても通じない
・ママから「あとでね」とスルーされた・・・
といったときに、癇癪をおこしたりします。
解決方法
うさぎなどのぬいぐるみが投げられたとき「うさぎちゃん(ぬいぐるみ)が痛いって言ってるよ、えーん(T_T)」って表現してみたり、正しいおもちゃの遊び方を教えてあげましょう。
「物を投げるのはよくないこと」と大人はわかっているので、つい叱ってしまいそうになってしまいますが、ここはこらえなくてはいけません。
まずは、何を伝えようとしているのかを考え、なるべくそれに答えてあげるようにしましょう。
言葉はわからなくても、赤ちゃんはママが理解してくれた!!と喜びを感じ、落ち着いてきます。
一緒に喜んだ上で「でも物を投げてはだめだよ」と教えてあげましょう。
赤ちゃんはなぜ物(もの)を投げる?:物を投げるクセがついている
我が家では、私が料理や掃除などをしていてどうしても手が空かない時、「相手にしてくれない~!」とベビーゲートの外におもちゃを投げ捨てることがありました。
投げられたおもちゃを子供に返してから、作業に戻るといった作業を繰り返していたら、相手してくれていると思ったらしく、結果よく投げるように・・・。
とくにベビーゲートの外に物を投げることに味をしめ、色々な物を投げ込むようになりました。
おかげでベビーゲートの出入り口は、おもちゃでてんこもりになっていることも多々ありました・・・。
「なんでだろう?物を投げるのをやめてくれない・・・(汗)」
と何回も思いました。
解決方法
一度ついてしまったクセはなかなか抜けません。
そんなときは、テレビや音の出るものなど、違う遊びに誘ったりして、気をそらすようにしてみると良いかもしれません。
うちは次のようなおもちゃを子供に渡すと、熱心に遊び始めるようになりました。
ピカピカひかるピアノ けんばんが光るガイド付き
好きな絵柄のボタンを押すと、メロディーが鳴ります。
21曲もあるので、なかなか飽きにくいのがポイントですね。
他にも色々な機能がついているので、親子で楽しめるのでオススメです。
フィッシャープライス わんわんのバイリンガル・リモコン
音が出るリモコンで、犬が日本語以外に英語でも話しかけてくれます。
音楽もノリノリなので、子供が楽しみながらぽちぽち押していました。
また、おもちゃの遊び方がわからないという場合もあります。
赤ちゃんがそのおもちゃの遊び方をマスターするまで、正しい遊び方を実演してあげましょう。
赤ちゃんが物を投げる:まとめ
「どうして注意してもやめないんだろう・・・」と、深刻に悩む必要はありません。
物を投げる動作は一時的なことです。
・赤ちゃんが物を投げて、アピールしようとしているのは何?
・投げて危ない物はない?あったら撤去しなきゃ!
など、あらためて考えてみるとよいかもしれませんね。
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